長崎市の土地価格の動向
今日は、多くのみなさんが多少なりとも興味がおありだろうと思われる長崎市の地価の話をしたいと思います。そして、写真はは平成20年の地価調査の一部と昭和60年からの地価調査平均価格の推移をグラフにしたものです。 □ の線が長崎市、 △ は佐世保市です。
さて、このブログの中で、先月「長崎市の賃貸事情」という話をさせていただいた折にもお伝えしましたが、長崎は傾斜地が多く、車が入らない土地(宅地)が多いので、九州の中でも総体的に地価が高いようです。バブルがはじけた後も、長崎は優良な宅地が少ないので、商業地の価格は下がっても、他の地域みたいに住宅地の地価はあまり下がらないなどと言われていました。しかし、最近はその思いを覆すような取引が数多くなされています。
グラフをみると、平成元年まであまり変わらなかった長崎市の地価が、平成2~3年位からバブルの影響を受けて上がりだし、バブルがはじけた後も平成10年までは若干上昇気味だったことが分かります。しかしながら、平成11年からは、景気の低迷などの影響を受けて昨年まで下落が続いています。一昨年前から、その下落率が改善してもうすぐ横ばいかなと予測されるようなデータです。ところが、残念ながら、昨年後半から米国発の大不況がやってきました。10月のリーマンショックの後、株などの大幅下落、企業の減益、工場閉鎖、リストラなどの影響を地価も受けて、土地も今や完全に買い手市場となりました。長崎市もその例外ではありません。
ところで、地価調査は、直近の過去の事例を基に不動産鑑定士さんたちによって作られるのですが、発表されたときには、そのときの実勢価格とは少なくとも1年以上のギャップがあると思われます。どちらにしても、今は買う人には超有利な情勢で、6~7割の人が住宅やマンションは今が買い時と思っているとの調査結果が発表されています。逆に、今から土地を売る方にとっては厳しい状況で、1~2年時期を待ったとしても状況が好転するとは言い難いでしょう。


