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五木寛之著「親鸞」を一気に読んでしまいました。
我が家の宗教は浄土真宗で、月に一度お坊さんが読経にやって来られます。また、私は父を三十数年前に亡くしましたので、ほとんど毎月母と一緒に墓参りに行きます。しかし、格別熱心なお寺の信者というわけでもありません。
また、先日も述べましたように、私は十代後半から内村鑑三やそのころ読んだ本の作家の影響もあってイエスキリストを尊敬していますが、お釈迦様もまた尊敬しています。信仰心はある方だとは思いますが、それは、節操なく総べての神々と仏様や先祖に手を合わせ、目に見えない大きな力や宇宙(自然)の法則を信じているようなわけの判らないものです・・・笑
そんな中、強い興味はありながらも、よく知らなかったのが「親鸞上人」のことでした。
ところが、先週紀伊国屋で五木寛之著「親鸞」という本が目につき買い、4~5日で上下巻を一気に読んでしまいました。宗教書でもなく、人物伝ではないなので、事実と相違している創作も多いのでしょうが、親鸞上人の生き様とその時代背景はよく分かった様な気がしました。また、法然上人と親鸞上人との関係も、なんとなく納得しました。
いずれにしても、壮絶な時代ですね。学校では教えてくれなかった庶民の生活や環境が本の中から想像できました。そして、我々はいい時代に生きているとつくづく思いかえされ、表面だけの理屈で考えることと現実の体験はもっと大きな差があるのだろうとも思いました。
この本と同時に、松本市壽著「一休のことば」も購入し現在読んでいる途中ですが、この本の表紙に“ヘタな人生論より一休のことば”とあります。テレビのアニメで見る一休さんとは違う生身の人間、そして、自分の生き方・宗教観を貫き通して生きた僧「一休」、その言葉は心にしみるものがあります。
本は我々が体験できないことを教えてくれ、生きるヒントを与えてくれます。
2010.02.26
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長崎ランタンフェスティバル
長崎ランタンフェスティバルが2月14日より始りました。
昨年は1月26日より始ったのですが、旧暦の元旦(中国では「春節」)が現在の新暦(グレゴリ暦)からすると、毎年ずれがあり早い時と遅い時では最大約1カ月違うそうです。「グレゴリ暦」より、「旧暦」が自然の変化を的確に表しているようですが、メートル法と同じように西洋式が世界で通用しやすいということでしょうか・・・世界標準のグレゴリ暦が使われています。今では、我々も「旧正月」とか「立春」と言っても、いつなのかピンときません。
今年のランタンフェスティバルは中盤から天気にも恵まれ、この前の土曜日曜はものすごい人出でした。弊社の前の道路や、近くの中島側沿い上空にもたくさんの旗や提灯が空中に浮いています。夜になって提灯に火がつくと幻想的で、夜になるとたくさんの人が集まっています。
さて、この時期弊社では賃貸の繁忙期に入り、賃貸スタッフは毎日のように8時、9時まで残業しています。そこで、少しでもランタンフェスティバル気分を味わうため?角煮まんじゅう(豚まんのような中華饅頭)をみんなで味わいました。弊社中央店は残業して退社するときにも、ランタンの明かりがとてもきれいで毎日お祭り気分を楽しめます。
2010.02.23
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全国賃貸新聞でこのブログのことが紹介されましたが・・・?
この「社長ブログ」を始めてから約1年、とぎれとぎれにでも何とか続いています。つい数カ月前からは、このホームページに「スタッフブログ」も追加されました。そちらの方が本命で、私自身もスタッフの書いたものを読むのを毎回楽しみにしています。
この「社長ブログ」にしても、もともとは、スタッフのみんなに「ブログを書いて!」という前に自分がまず実行しないといけないと思い始めたからです。そこで、最近は自分のブログのことは忘れて「来週は○○さんの番だよね!」とスタッフに催促しています・・・笑
ところで、全国賃貸住宅新聞2月8号で、この弊社の「社長ブログ」のことが小さな記事として紹介されました。ただし、記者の方が忙しいのか、多分勘違いだったのでしょうが、「毎日更新を心がけている。」などと書いてありました。現実には月に数回しかアップしていないし、内容もただ雑多に書いているだけなので、紹介して頂いたのは有難いのですが、逆に恥ずかしい限りです。
そこで、今日から初心に還って、もう少し掲載頻度を多くしたいと思います。そして、「これから内容ももっと充実して・・・」などとも言いたいのですが、これは私の頭の中身が急に良くなるわけはないので、今まで同様で勘弁してもらいたいと思っています。
2010.02.20
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